土佐の小京都 四万十市のアーケード商店街

特急あしずり号に乗って、終点の中村駅で下車。あたりはすっかり暗くなってました。駅から少し離れた中心市街地へ行くと、

立派な、アーケード商店街がありました。

  1. 天神橋商店街
  2. 再開発 ハレノバ
  3. 土佐の小京都

天神橋商店街

名前は天神橋商店街。短いながらも立派なアーケードが、まさか四国の左下で見られるとは思いませんでした。

反対側まで見通せるほどの短さ。

入口にはスーパーマーケットのマルナカがあり、周辺には市役所やホテル、銀行が並びます。まさに四万十市の中心市街地です。

再開発 ハレノバ

商店街を進んでいくと、新しい建物がありました。

日中だけでなく、夜間も営業する。

古い商店が並ぶ中で、明るさと開放感を放つこの建物は「Shimant+Terraceハレノバ」です。

テナントにはカフェや飲食店があり、商店街の活性化が期待されます。

奥へ進むと、広々としたテラスとイルミネーションが。誰もが利用できて、ほっと一息つける素敵な空間でした。

土佐の小京都

この日は市内の新ロイヤルホテル四万十に宿泊しました。

天神橋商店街のアーケードの屋根が見える。大きい建物は四万十市役所。

翌朝、部屋の窓から朝日が差し込んできました。

四万十市はその名の通り、清流として有名な四万十川の、下流にある市です。人口3万人で、中心の旧中村市街は、「土佐の小京都」と呼ばれています。


ホテルをチェックアウトして、街を歩きます。

商店街を通り抜けた先に、かつてこの地を治めた一条氏を祀る「一條神社」がありました。

応仁の乱により荒廃した京都を離れ、土佐の中村にやってきた一条教房氏。京都を模した碁盤の目状のまちづくりを行いました。これが「土佐の小京都」の由来です。

今では当時の建物はほとんど残っていませんが、アーケードからは、商業地としての往時の繁栄を感じることができました。

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