特急あしずり号に乗って、終点の中村駅で下車。あたりはすっかり暗くなってました。駅から少し離れた中心市街地へ行くと、
立派な、アーケード商店街がありました。
天神橋商店街
名前は天神橋商店街。短いながらも立派なアーケードが、まさか四国の左下で見られるとは思いませんでした。
入口にはスーパーマーケットのマルナカがあり、周辺には市役所やホテル、銀行が並びます。まさに四万十市の中心市街地です。
再開発 ハレノバ
商店街を進んでいくと、新しい建物がありました。
古い商店が並ぶ中で、明るさと開放感を放つこの建物は「Shimant+Terraceハレノバ」です。
テナントにはカフェや飲食店があり、商店街の活性化が期待されます。
奥へ進むと、広々としたテラスとイルミネーションが。誰もが利用できて、ほっと一息つける素敵な空間でした。
土佐の小京都
この日は市内の新ロイヤルホテル四万十に宿泊しました。
翌朝、部屋の窓から朝日が差し込んできました。
四万十市はその名の通り、清流として有名な四万十川の、下流にある市です。人口3万人で、中心の旧中村市街は、「土佐の小京都」と呼ばれています。
ホテルをチェックアウトして、街を歩きます。
商店街を通り抜けた先に、かつてこの地を治めた一条氏を祀る「一條神社」がありました。
応仁の乱により荒廃した京都を離れ、土佐の中村にやってきた一条教房氏。京都を模した碁盤の目状のまちづくりを行いました。これが「土佐の小京都」の由来です。
今では当時の建物はほとんど残っていませんが、アーケードからは、商業地としての往時の繁栄を感じることができました。