国鉄太子駅 山奥に眠るコンクリート廃墟‐群馬県‐

まるでジブリ映画に出てくるかのような、朽ちかけたコンクリート建造物。山奥深くにひっそりと佇んでいます。 場所は群馬県中之条町。あの … 続きを読む 国鉄太子駅 山奥に眠るコンクリート廃墟‐群馬県‐

「弥彦山パノラマタワー」新潟郊外の昭和な行楽地

1つ目に乗るパノラマタワーは、回転昇降式の展望塔です。同じ2階建て構造をした乗り物は、同じく新潟県内の「レインボータワー」や、愛媛県の「宇和海展望タワー」がありました。しかし、現在では解体、あるいは休止中となっています。

今でも乗ることができるパノラマタワーですが、建設されたのは1969年。唯一の現役でありながら最古の存在になっています。

続きを読む 「弥彦山パノラマタワー」新潟郊外の昭和な行楽地

遊園地内の廃線跡 −恵那峡ロープウェイ−

ロープウェイの正体は、かつて対岸と遊園地を結んでいた恵那峡ロープウェイ。ダイナミックな渓谷の絶景が楽しめましたが、2000年の遊園地の閉園とともに営業を休止しました。

その後、遊園地は復活しますが、ロープウェイは復活することができず、現在に至ります。 続きを読む 遊園地内の廃線跡 −恵那峡ロープウェイ−

サンライズ瀬戸 琴平行き乗車記

それでは、いよいよサンライズ瀬戸のラストスパートです。

コーヒー片手に、琴平までの約40分を楽しみます。

坂出まではもと来た道を戻り、多度津からは土讃線に入ります。瀬戸内に面した都市部から離れ、のどかな平野部を南下します。 続きを読む サンライズ瀬戸 琴平行き乗車記

須磨浦山上遊園 回転展望閣とメロンソーダ

回転展望台は、私が生まれた頃には既に”昔流行った場所”となっていましたが、それでも小さい頃はまだ多くの場所で見ることができました。ところが、ここ数年で急激に数を減らしてしまい、今では風前の灯火となっています。

それが逆に追い風となったのか、未だに回転を続ける須磨浦展望閣は密かに人気を集めています。 続きを読む 須磨浦山上遊園 回転展望閣とメロンソーダ

須磨浦山上遊園 カーレーターとロープウェイ

大規模な建物を必要としながら、肝心の乗り心地が最悪なカーレーター。普及しなかったのも納得ですし、逆によくここまで残ったと感心します。

しかし、普及しなかった故に須磨浦カーレーターは”ここでしか乗れない”乗り物となり、その乗り心地も”ここでしか体験できない”ものになりました

続きを読む 須磨浦山上遊園 カーレーターとロープウェイ

福岡ポートタワーと別府タワー

九州に建てられた2つのタワーは、いずれも観光用に建てられました。

高さは福岡ポートタワーが100m、別府タワーにいたっては90mしかありません。ちなみに、同じく観光用の通天閣も108mとなっており、当時の観光用タワーに求められる高さが、大体100m前後であったことが伺い知れます。

続きを読む 福岡ポートタワーと別府タワー

西の通天閣、東の東京タワー

現在でも東京のシンボルとして扱われることの多い東京タワー。しかし、最近では”時代”のシンボルを担うことも増えました。
時代というのは昭和30年代。東京タワーが建設された、高度成長期のニッポンのシンボルです。
通天閣もまた大阪という地域のシンボルではありますが、その一方で”コテコテの大阪文化”のシンボルを担うことが増えています。 続きを読む 西の通天閣、東の東京タワー

さっぽろテレビ塔と名古屋テレビ塔

初めて彼らの存在を知ったとき、「地方には東京タワーの小さいバージョンが存在するんだ」と感動したものです。

サイズ感で言えば東京タワーの子供みたいに見えますが、実際にはほぼ同時期に建てられた兄弟であり、なおかつ東京タワーの方が後に建てられた”弟”に当たります。

続きを読む さっぽろテレビ塔と名古屋テレビ塔

長崎のレトロ路面電車 −みなと−

一般の車両に混じって運行されており、車内には日常的な利用者しかいません。乗ることを目的とした観光列車、というよりも「長崎にはこんなレトロな路面電車が走っているんだぞ」ということをアピールする、広告塔としての役割が強いんじゃないかと思いました。

続きを読む 長崎のレトロ路面電車 −みなと−

郊外、副都心へ伸びる長崎電気軌道本線、赤迫支線

住吉、昭和町通り、千歳町の電停のある”住吉エリア”は、長崎市北部の拠点として、長崎市の副都心として発展してきました。
エリア内にはJR西浦上駅もありますが、運転本数が多く利便性の高い路面電車が利用されることが多いそうです。次の電車に乗って、赤迫電停を後にしました。

続きを読む 郊外、副都心へ伸びる長崎電気軌道本線、赤迫支線

JRおおいたシティ屋上広場

線路をこれほど多く敷く必要はあったのでしょうか?線路が敷いてある、乗り物が動く、乗り物に乗れるという”ワクワク”が、製作者の思いのどこかに込められているのではないでしょうか
。そしてそのワクワクこそが、私がデパートの屋上遊園地に感じているものなのです。 続きを読む JRおおいたシティ屋上広場

群馬の街なかで見かけた展望台

中に立ち入ることはできませんでしたが、昔は景色を楽しめたのでしょう。眺望を楽しむためのもののはずだった大きな窓は、看板として役目を立派に果たしています。レジャーランドの方ではなく、イエローハットの方というのが、自動車社会の群馬を象徴しているようです。 続きを読む 群馬の街なかで見かけた展望台

高崎市の商店街巡り −中心市街とアーケード−

かつての大手前・慈光通り商店街の賑わいを感じさせるのが、通り沿いに並ぶ老舗デパートの存在です。

駅周辺エリアには高島屋、中心市街地にはスズラン百貨店や高崎スカイビル(旧中央デパート)が立ち並びます。デパートと商店街の相乗効果により一時代を築きましたが、現在はどちらも衰退気味のようです。

続きを読む 高崎市の商店街巡り −中心市街とアーケード−

高崎市のデパート屋上巡り −高崎高島屋とスズラン百貨店−

高崎市には4年ほど住んでおり、スズランにも何度か訪れたことがありました。しかしこれは灯台下暗し。これほど屋上遊園地の面影が色濃く残る空間があると知ったのは、つい最近のことでした。

続きを読む 高崎市のデパート屋上巡り −高崎高島屋とスズラン百貨店−

大通公園と伊勢佐木モール −横浜市の旧市街を巡る−

その場所は、もともと海でした。北と南を丘陵に挟まれた三角形の地形が、かつての入り江を連想させます。

江戸時代に干拓され、明治時代に国際交易港「横浜港」に隣接する繁華街となり、大正、昭和と賑わいの中心となるのですが、その後の横浜駅やみなとみらいの発展により衰退します。 続きを読む 大通公園と伊勢佐木モール −横浜市の旧市街を巡る−

小山ゆうえんちの現在

小山ゆうえんち跡地に建てられた大型商業施設。その再開発にあたって定められたコンセプトが”遊園地の記憶を残す”です。

かつての遊園地のアトラクションは、メリーゴーランド本体とコーヒーカップの一部が残ります。当初は観覧車も残す予定でしたが、老朽化により撤去となったそうです。

続きを読む 小山ゆうえんちの現在